「えっなんか臭くない?」
「もしかして自分も臭ってる?」
って思ったこと無いですか?
職場の中で打合せや雑談をしていると喋るたびに口臭が臭いが気になったり、臭くて会話に集中しにくい人や体臭が酷い人なんかは寄ってくるだけで
「うわっ○○さんが来た」
とすぐに匂いで覚えてしまいますよね。
しかし、この職場での匂い問題は臭いという事は分かっていても、匂いを放つ本人には非常に伝えずらく解決に持っていきにくいのがこの匂い問題の一番難しいところですよね。
今回は、職場で臭う臭い人は
- まずなぜ臭うのか?
- 自分も臭っていないかチェックの仕方
- どうすれば相手を気付つけることなく伝えることが出来るのか
について紹介します。
匂いの問題は、不快な思いをさせられている側からすれば、それで転職すら考えるほど大きな問題です。
解決できるものはなるべく早く解決しましょう。
目次
1.まず職場で臭い人は何が臭っているの?
(1)体臭
汗やワキガ、疲労臭、加齢臭など匂いを放つ様々な元が体臭にはあります。
よっぽど気を付けていなければ自分も何かしらの匂いを放っているかも知れません。
(2)口臭
食事でにんにくやカフェインなどの匂いの強いものを食べていればもちろん口から匂いもしますが、虫歯や歯周病も大きな匂いの原因です。
体臭はよっぽど近くないと臭う事は少ないですが、口臭は割と距離があっても臭う時はあります。
(3)酒
お酒は口が臭くなるだけという印象がありますが、アルコールを摂取した翌日は体からもアルコールが発されています。
なので飲み過ぎると匂いの原因になっていることもあるでしょう。
(4)たばこ
タバコも口臭だけでなくタバコの煙が服や髪等にも付着して匂いの原因になっていることもしばしば。
喫煙者は気になりませんが、タバコの匂いの苦手な方からすれば立派な悪臭です。
(5)香水
香水も自分ではいいにおいという風に思っていても周りからすれば「香水の匂いキツッ」と思われていることもあります。
更に香水が汗の匂いや体臭と混ざりあうと凄い悪臭になってしまう事もあります。
ちなみに職場での人から発せられる匂いによって相手に不快に感じさせたり、嫌がらせをすることをスメルハラスメントと言います。
この場合、意図的に自分を臭くして嫌がらせをしようという人はいないと思いますが、このスメルハラスメントの難しいところは、匂いの発している本人も自覚症状が無く、無意識に周囲に不快な思いをさせているという所です。
※一部香水の匂いなどがきつく周囲の人に不快な思いをさせている場合は別ですが。
2.もしからしたら自分も臭いと思われてるかも・・・。
(1)自分の体臭の確認の仕方
人の匂いが気になるのもありますが、もしかしたらあなた自身が周りの人から
「この人・・・息臭い」
と思われていることもあります。
かと言って、自分の匂いは気付きにくい難しさがあります。
ここからはもしかしたら自分が臭いと思われている可能性もあるので、自分の匂いのチェックの仕方を紹介します。
①遠慮なく言い合える関係性の人に聞く
まずは一番気を使わなくていい人に聞いてみましょう。
会社の人や部下等に聞くと、たとえ自分が臭っていたとしても周りの人からはさすが気を使って「臭ってます」という様な発言は出来る筈がありません。
なので家族や、何でも言い合える関係性の人に聞いてみるのが一番手っ取り早く聞くことが出来ます。
②一日着た服を袋に入れて匂いを確認する
自分の一日着た服をジップロックなどがついている袋に5分程度入れて匂いを確認してみましょう。
確認する前に、お風呂に入り自分も清潔な状態になってから袋の匂いを確認するとより分かりやすいです。
③脇にガーゼを当てて匂いを確認
自分の脇にガーゼを5分程度あてて匂いを確認してみましょう。
臭くない人は以内と思いますが、極端に匂いなどを発していれば、周りへの影響を及ぼしている可能性も高いです。
④唾液でチェック
先程までの内容は体臭の確認でしたが、口臭が気になるという人は唾液を確認してみるのが早いです。
この内容は指を自分の口の中に入れて唾液をつけて、匂いをかいでみましょう。口臭が臭うという人であれば、口の中が乾いた時に匂いの原因になります。
一番簡単な確認の仕方なので、すぐ確認したい人はこのやり方がオススメです。
⑤口臭チェッカーで確認
もっと厳密に口臭について調べたいという人には、歯科医院にいけば、なんと口臭チェッカーという自分の口臭を数値化して臭いかどうかを判断してくれる測定器があります。
それであれば確実ですが、「歯科医院まではちょっと」という方には楽天でこの様なブレスチェッカーが売ってます。
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(2)自分が匂いを発している時の対策は?
①朝シャワーを浴びる
出勤前に自宅でシャワーを浴びましょう。
寝ている間も体は汗をかき、いつの間にか体に皮脂をためてしまってます。
それが匂いの元でもあるので、洗い流しましょう。
石鹸やタオルでごしごししなくても寝汗を流す程度で大丈夫です。
これだけで体についている汗などの汚れの成分が3分の1まで減るので、匂いの元をかなり絶つ事が出来ます。
②お風呂に入る時は10分以上湯船に浸かる
あまり汗をかく機会が無い人は、体の中に匂いが強い汗が溜まっていることがあります。
匂いの元の汗を出す時間を作るために10分程度湯船に浸かりましょう。
③汗をかいたら一時間以内に汗を拭く
汗自体はそんなに臭くないのですが、乾くまでにいろんな雑菌と混ざりあって臭くなります。汗をかいたら乾く前にふき取りましょう。
④口臭が気になる人にはマウスウォッシュ
口臭のケアはマウスウォッシュが一番簡単で手っ取り早いです。
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3.どういう風に対策したらいいの?
それでは本題に戻って、相手の人が「息くさ」と感じたり、寄ってきたら自ずと割けてしまう様な匂いを発している時は避けてしまったり、それを伝えるのはものすごく言いづらくて難しいですよね。
ですが、臭いままで放っておくのも自分にとっても相手にとっても嫌ですよね。
ここからは相手をなるべく傷つけずに匂いの対策をしていく方向に促す伝え方や会社として匂い問題の対策の仕方を紹介します。
(1)匂いがしている当人が匂いを気にする様な会話をする
基本的にストレートに相手に「息臭いよ」や「体臭臭うよ」などと優しい言葉で言ってもかなり傷つきます。なんならその人ととの人間関係も崩壊する可能性もあります。
なので、相手に伝えるやり方としては遠回しに「自分も匂いを気にした方がいいのかな」と思わす程度に伝えるやり方が一番でしょう。
ランチの時や、何気無い雑談の時に
「最近年齢とともに自分の体臭とかが気になってさ~」
「タバコ結構吸ってるから口臭臭いかもしれないな~と思ってマウスウォッシュ始めたんだ~」
という雑談程度で充分です。
一番大切な事は相手に
「自分も気にした方が良いな」
と思わせる事が大切です。
遠回しに相手が傷つかず意識するようになる様に伝えましょう。
(2)上司であればマナーの講習の一環として伝える
部下の身だしなみがなっていなかったり、清潔感がなく悪臭を放っていたりすればもちろん上司としては社会人のマナーという考え方で、清潔にしなさいと伝えるべきです。
ですがこの時も言いすぎてはいけません。
あくまで自分も気にしないといけないなと思わせることが大切で、仮にストレートに「臭いぞ」という風に伝えてしまえば、パワハラで訴えられる可能性もあります。
マナーの観点で、気を付けましょうという程度で相手に意識をする様に促す言い方が良いでしょう。
(3)席替えやレイアウト替えをしてみる
社員から
「あの人が臭くて仕事に集中できません」
という風に報告を受けるのであれば、席替えやレイアウト替えを計画してみましょう。
匂いがあまり気にならないや敏感で無い人であれば横にいても特別何もいう事はありません。距離を取るだけでも充分な対策になるのでしてみましょう。
(4)スメルハラスメントについて講習する
会社にスメルハラスメントについて講習しましょう。
内容としては、簡潔に言えばに自分や相手も匂いの元になっている可能性があるので、お互い気持ちよく勤めれる様に気を付けましょう。という内容になるかと思います。
会社として推進されていれば、社員としても見て見ぬふりは出来ません。
一度講習などをしてみるのも効果的です。