「お前本当に空気読めないな。」
「もうちょっと空気読んで動け!」
そんな風に言われたことないですか?
最初のうちは、何もわからない状態なので、こんな風に強く言う人はいないですが、ある程度の事がわかってくるとこういう厳しい言葉をかけてくる人もいます。
「相手が自分が育ってきた文化を自分に押し付けている」
という考え方も出来ますが、自分にも改めるべきところがあるのかも知れません。
でも「空気を読め」の一言だけじゃ「何を改めればいいの?」という風になりますよね。
今回は「空気を読め」は何を改めていけばいいのかを紹介したいと思います。
目次
1.どういう事を言っているの?
空気を読むは非常に抽象的な言葉です。
ちょっと分かりやすく表現してみましょう。
空気を読むの意味は
「その場の雰囲気を察し、暗黙のうちに要求されていることを把握し履行する」
という事のようです。※weblio辞書調べ
雰囲気や状況を察して行動することを言いますが、これは感覚論が非常に強く、何もせずにいる様では、空気を読むという力は尽きません。
じゃあ一体どうすれば空気を読む力がついていくのかを紹介したいと思います。
2.空気を読む力をつけるには?
これは結論から言うと
「相手の事を考える習慣をつける」が一番早く空気を読む力がつきます。
「えっまた抽象的?」
という風に思うかもしれませんが、これが一番効果的なんです。
例えば、目の前の人がたくさんの書物を持って重たそうにしていれば一言言って半分持ってあげたり、仕事がたくさんあって行き詰っている人がいれば、
「何か手伝えることはありますか」
と一声かけるだけでいいんです。
相手のことを考えることで、業務上や困っている時に手に取る様にこうしてほしいんだろうなという事が相手の為に何が出来るかを考えるだけで、相手が先に何をしてほしいか読めるようになります。
会議の場でも、案が却下になりそうな時、上司が何とかして案を通したいという雰囲気が出ていたら、違う角度からの案の利用方法を発言してみたりと、相手の事を考えるだけで相手の先を読み相手のしたいことをしてあげれるようになります。
相手からすると自分のしてほしかったことをしてくれているので願ったりかなったりです。
もちろんこの能力がつく頃には
「お前空気読め」
どころか
「お前は分かってるな」
とかなり理解されて好まれるでしょう。
空気が読める人はいろんな人の相手の心が読めるのでその人に適した対応の仕方が出来ます。なのでどこに行っても好かれるんです。
これを意識しておけば間違いないでしょう。
3.でも良いことばかりじゃないんだよ
空気が読めるようになるのは非常にいいことです。
ですが、少し思いませんか?これには自分の意思や意見があまり感じられないんです。
他人の為だけに動いている上司の思うが儘に動くそんなのって嫌じゃないですか?
私のお勧めは
「空気を読む時と読まない時を使い分ける」です。
空気を読んでばかりいると、仮に会社が不正をしていたりしている時に、自分も上司のしてほしいことを読んでより不正が早く進むように動くそんなことしたくないですよね。
なので、あえてそこは空気を読みません。
「それはダメだと思います」自分の自我を持って空気を読む力をつけて入れば、会社の社員からもこいつは一味違うとかただ物ではないという風に思われる事間違いなしです。