新入社員の皆さん入社おめでとうございます。
入社に対して不安とワクワクで胸がいっぱいだと思います。
そして最初の関門新入社員の自己紹介で何を言ったらいいのか悩みますよね。
よく「第一印象は初めの3秒で決まる」と言いますが、最初の目視での印象や挨拶の印象もすべて大切です。
特に全体の前などであれば、社員みんなの前に出て話すことになるので一瞬で社員全員のイメージが決まるといっても過言ではありません。
今回は新入社員の自己紹介の仕方についてアドバイスしていきたいと思います。
目次
1.基本の流れ
(1)名前
最初は当然名前からですが、最初に発表に当たった場合や歓迎会、入社式を開催してもらっている場合は時間を戴いている事に対してお礼を言うのが好印象です。
(例)本日はこの様な場を設けて戴き、ありがとうございます。本日より○○部○○課に配属が決まりました○○です。
(2)趣味・特技など
今後話しかけてもらいやすいや話のきっかけ作りになる可能性が一番高いところです。
自分に自信があって、みんなもよく知っている内容の方が共感してもらいやすいです。
ただしここで気を付けておきたいのはあくまでも自慢話をする場所では無いという事は弁えておきましょう。
いきなり自慢話をし出すと「なんだこいつは!」と思う先輩も少なからずいます。
歓迎会などでお酒が入っていればなお過激に野次を入れてくる会社も稀にあります。一番下のものとして慎みの気持ちは忘れないようにしましょう。
明るい雰囲気なら昔のあだ名などで砕けてみるのもありかしれません。
(例)中学校の時は○○部をしておりや特技は○○でまた披露できる機会があればさせていただきたいと思います。
※ちなみに、私の友人はサッカー部だったのですが、万年補欠で、自己紹介の時に、
「部活はサッカー部でポジションは左サイドベンチです。」
という一言で大爆笑を取り、それから「ベンチの子だ」という風に可愛がってもらっていました。
自虐ネタも理解できる範囲なら結構ありです。
どちらかと言うと先輩や上司たちも会話のネタ程度に自己紹介や挨拶を聞いていることがほとんどです。
自分がどういう風にいじられていたかなどを話すと意外と歓迎会で発表した内容通りに会うたびにいじってくる人もいます。
今後の話のネタを作るために自己紹介をするのであれば、自虐ネタや自分のあだ名についてなどはかなりいいでしょう。
(3)今後の抱負
新入社員としてやる気を見せる一番の見せ場です。
ネガティブになることだけ避けて前向きな抱負を言いましょう。
(例)一日も早く○○社の一員として活躍できるよう頑張りますので、厳しくご指導下さい。
2.自己紹介の時のポイント
(1)笑顔でゆっくりはきはきと
スピーチの時はたいがい緊張して、早口になったり噛みがちです。
周りの人が見ても「緊張しているな」という印象を受ける顔をしている時が非常に多いです。
リラックスして余裕のある表情でゆっくり話す事が相手には「落ち着いてるな~」「一味違うな」という印象を与えます。
(2)背筋を伸ばす
話す内容顔だけでなく見る人は全体的な印象として視覚で捉えられます。
全体的にピシっとした堂々とした雰囲気が大切です。
これ以外にも声色や全体的には新人らしい明るいフレッシュな印象が大切です。
(3)簡潔に話す
ついつい良いことを言おうとして話が長くなりがちです。
伝わる言葉は常にコンパクト且つインパクトが大切です。
目安としては1分~2分が聞いてもらいやすい時間がなので注意しましょう。
事前にカンペを用意しておくのも効果的です。
3.自己紹介のNG行為
(1)挨拶とお辞儀を一緒にしない
挨拶と同時にお辞儀をすると床に向かって挨拶をする事になり、
「相手に向かって失礼ではないか」
という理由があるようです。
なので挨拶は相手に向かってしっかりしてからお辞儀をするのが一番礼儀正しい形です。
(2)分かり難く長い話をしない
誰でも分かり難くて長い話は嫌いですよね。
でも何でもとっさにしようとすると自分ではまとめているつもりでも大概まとまっていません。
「あのー」や「えーと」という言葉が何度も出ている時があります。
なのでカンペなどで事前に読んだり準備しておく事で上達します。
(3)あちこち手を動かさない
これも無意識でしている事で気を付けにくいですが、自分が緊張をほぐすために自然と体が動いていたりします。
これも周りの人から見ると「あの子は落ち着きがないな」とか心配に思われることもあります。
(4)ネガティブな発言はしない
謙虚な姿勢は大切ですが、ネガティブな発言を聞いた人は対応に困ります。
謙虚さの中に向上心をしっかり持っておく事が必要です。
「自分は器用ではないですが精一杯させて戴きます」と前向きな状態で終わることが大切です。
4.最後に
以上で新人社員の自己紹介の仕方ですが、状況によって話す内容も変わります。
全体の場や配属された部署内での挨拶などその時の明るい雰囲気やふざけた雰囲気まじめな雰囲気に合わせて挨拶していくことが大切です。
まず最初の関門を乗り越えて共に楽しい社会人人生を歩みましょう。‼