
「うわっまた課長の愚痴の時間だ」
飲み会などで上司と話していれば大半が会社の中での上司の愚痴の時間が多いでしょう。
愚痴の話でも、会社の中でかなりブラックな人の愚痴であれば共感できるところもあり、愚痴にも

「確かに」
と思いながら聞くことが出来ますが、無い様な
新入社員や一番年下の身分であれば、接点も無い様な人の愚痴を淡々と言われると、

「あんまりその人の事も知らないのに共感していいのか?」
という気分にならないですか?
下手にうなずいて
「確かにそうですね」と言ってしまえば取り返しのつかないことになる時だってあるんです。
今回は、自分の知らない人の愚痴を言っている時や愚痴を「うんうん」と聞いてはいけない時について紹介したいと思います。
知らない間に危ないことをしていることもけっこうあります。
知識として知っておきましょう。
1.自分への影響
(1)信じすぎてもよくない
あなたは愚痴を言われている人の事をあまり知らないですよね。
でも、今の愚痴を言っている上司とはよく話をしているのでなりに信用できますよね。
その愚痴を鵜呑みすると痛い目に合います。
可能性の話だけですが、愚痴を言う人と言われる人が仲が悪い可能性はゼロではないですよね。
何かしらの人間関係のこじれから仲が悪くなってしまったということも少なくなく、他の人に愚痴を言われている人の印象を聞くと「あの人良い人だよ」という事も少なくありません。後々に会社の中で、同じPJを進める様になったり、業務的な接点が出来た時に

「あの人あの先輩が言ってた○○な人だ。やりづらいな~」
と少し自分の中に壁を作ってから接点を持ってしまう事になり、だんだん

「結構いい人じゃん」
という事に気付いてもそれまでの偏見のあった時間が良く分からない偏見のせいで変に気を使った期間になることだってあります。
更に、その愚痴を鵜呑みにすればあなたの中で偏見が出来てしまい普通の人と同じ付き合いが出来なくなることだってあります。
愚痴と噂と事実はしっかり切り分けて考えましょう。
(2)不満の多い人と見られる可能性も‼?
愚痴を言う上司と二人で話している場合は問題ありませんが、複数人で一緒にいる場合は注意が必要です。
周りの人がどういう出方をしてくるかは見ておきましょう。
上司が愚痴を言っている時に、

「へぇ~」
と軽く流す人や、

「そうそう僕もそう思うんですよ」
とのっかる人様々なパターンがあると思いますが、全員が乗っているならいいですが、軽く流す人がいる時は自分も軽く流す方に合わせておいた方がいいでしょう。
軽く流している人は、

「本当はこういう良いところもあるんだけどな~」
という風に思っていたり、

「お前も変わんね~よ」
と思っている時もあります。
何かしらの形で良く思っていないケースが多いので、これに自分が乗ってしまったら、

「この新人も良く知らずに人を見下げる人」
というラベルを貼られる可能性もあります。
自分の評価も同時に下げてしまうことがあるので気を付けましょう。
2.その場での付き合い方
(1)一対一の場合
一対一の場合は、しっかり聞いてあげて下さい。
愚痴を言う上司もストレスが溜まっていることには間違いありません。
あなたが聞いてあげるだけでどれだけ幸せになるか分かりません。充分聞いてあげてください。
しかし、「僕もそう思います」や「それは酷いですね」という風に事実を認めてあげるのはいいですが、必要以上に「僕もムカついてきました」や相手の事を嫌いになってきたと言う様な発言は控えましょう。
仮に愚痴を言う上司と愚痴を言われていた上司が衝突した時に、皆さん想像つくと思いますが、非常にめんどくさいことになります。
愚痴を聞く条件は事実は認めるが人格までは否定しないことが条件です。
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