「一緒にいるだけでも嫌だ」苦手な上司との付き合い方‼

人間関係

「うわっこの人絶対苦手だ」

「あの人と一緒に仕事すると思うと仕事すら行きたくないな~」

という風にどこの職場にも一人は必ず自分の苦手な上司がいます。

苦手だけどそこまで影響のない人もいれば、顔を見るだけで嫌気がさすほどの相性の悪い人もいたり、精神的な負担もその人から来ることが多いんじゃないかと思います。

ですが、その人が会社からそんなに都合よく出ていくということはありません。

 むしろそういう性格的な曲者とどううまく付き合っていくかが会社の中でうまく生きていくかのポイントになります!

少しでも早く苦手意識を無くして気持ちよく仕事が出来るように苦手な上司との付き合い方を紹介したいと思います。

目次

1.苦手な上司のタイプ

 苦手に感じる上司も人それぞれですよね。

まず自分がどんなタイプの人が苦手か認識することが大切です。

部下の言い分を聞かない上司
管理職として経験の浅い上司
決断力のない上司

部下の言い分を聞かない上司

 このタイプの上司はワンマンタイプで一見自信に溢れていますが、心の余裕が無くて、部下の言い分を聞き入れられないケースもあります。

 業務の中でどうしても出来ない理由があったりしても、そもそもこのタイプの上司には攻撃的な資質があるので、少しで言い分というまで行かない程度の「しかし、でも」といった言葉を使うと

「言い訳するな!」

とこちら側からすればまっとうな理由であっても頭ごなしに怒ってくることがありますよね。意見をする時はかなり慎重にすることが大切です。

管理職として経験の浅い上司

 年功序列の職場であれば、経験不十分でも管理職になることがあります。

 この様な上司の場合、仕事の結果だけを見てプロセスには関心が無かったり、上司自体にやる気のないケースもあり、部下も大変な思いをします。

 指示されたことを言うとおりにしたら、その上司より上の上司から

 「そんなこともやっても意味ないだろ、何でそんなことをしてるんだ」

 と怒られてしまう事すらあります。

 さらにこういう経験の浅い管理職に限って部下が自分の指示した内容が無駄で怒られている時でもまるで自分は全く関係ないかのような振りをしてしまうんです。

 一緒に仕事をする場合は罪を擦り付けられることがあるので気を付けましょう!

 しかし、経験が浅いだけで力んでしまって上手く力が出ていない状態とも言えるので、会話を少しづつ増やして意思の疎通が出来る様に心がけましょう。

決断力のない上司

 決断力のない上司に仕事を任せていても一行に進みません。

何を相談しに行っても

「そんなこと聞かれても分からないんだけどな~」という感じの返答のパターンが多く相談に行っても意味がないだけでなく、「そもそも僕に聞かないでほしいな」と逃げ腰の様な返答をされることもしばしばあるので、非常にストレスが溜まることだってあります。

 仕事をバリバリとこなしたいタイプの人からすればこういう上司が一番ムカつく上司になりますよね。

 また決断したことを元に戻したりと翻弄される可能性があるので、このタイプの上司はある程度部下が主導権を握って、発信は上司に行ってもらうなどある程度の業務分担が肝心です。

2.苦手な上司にしてはいけないNG行為

嫌われていると思い込む
無理に好かれようとする
相手を選ばず上司の愚痴をこぼす

嫌われていると思い込む

 自分は嫌われていると強く感じると、上司との連絡を全くとらなくなる人がいます。

 業務上で最低限必要な内容の連絡も取らなくなるので職場の人間関係をさらに悪化させたり、仕事のトラブルにもなりかねません。

 普段は「苦手だからこの人とは付き合いたくない」というスタンスでも問題ありませんが、当然の様にこなさなければいけない報連相を怠るとあなたの責任にもなります。

 業務の中に私情は突っ込まず、いくら苦手でも上司との適切な距離は保ちましょう。

無理に好かれようとする

 無理に好かれようと2人きりで話をしようとしたり、衝突をさけようと媚びる場合があります。

 しかし嫌いな上司に無理に好かれようとする行為は、いつも以上に神経質になるので余計にストレスになります。

 さらに自分の事を良く思っていないというのは相手にもなんとなく雰囲気で理解されます。そんな今まで嫌いで距離を取っていた様な部下が急に距離を縮めて媚びを売ってきたら

 「何か理由があるのか?気持ち悪いな~」

 という風に思われる可能性だってあります。

 また演じた自分を今後も続けるとなると根本的な解決にはなりません。

相手を選ばす上司の愚痴をこぼす

 愚痴をこぼしたくなる気持ちは非常によくわかります。ですが、この行為が非常に命取りです

 思いやりのある上司の耳に入ったりすると、役員や管理職に進言し、良かれと思って改善しようと思わぬ方向に行くことがあります。

愚痴をこぼす相手は自分のよき理解者を見つけて愚痴をこぼしましょう。

 さらにもう一つ注意すべきは愚痴をこぼす場所です。会社の中で愚痴をこぼせば大惨事を招くこともあります。

 当人が聞いていなくてもその上司を支持している人がその話を聞けば密告される事があります。必ず2人だけでそれ以外の人は聞くことが出来ないシチュエーションを選びましょう。

 

3.苦手な上司を克服するには

自分を見つめ直す
受け入れる努力をする
ある程度割り切る

自分を見つめ直す

 こうなってほしいと思うことはありますが、それは相手を見下ろす様な気持ちになっていて、上司に対してであれば自分自身がかなり偉そうな考え方になっている時もあります。

 高圧的な気持ちでは改善されるものも改善されません。

 一度落ち着いて、自分にも比が無いか見つめなおすことも大切です。

 「あの上司は終わってる」という認識で相手のことを捉えていては、周りの人から見て、

「あの人はああいう風に愚痴を言ってるけどどっちもどっちだよね」といった風に思われていることもあり、一概に相手だけが悪いという事はほとんどのケースで言うと無いんです。

といったところから行くとまずは人を変えるのではなく自分を変える。

 まずは、そのマインドが大切です。

受け入れる努力をする

 人間は嫌いや苦手な部分は目につきます。それはそれとして良いところはどこなのかを探してみるのも大切です。

 また苦手な相手には自然と対抗心を燃やしている時も多いです。理不尽な意見などがあれば論破しようとしている時もあります。

 嫌な上司でも必要最低限の礼儀正しさや相手に話を合わせたりの配慮は必要です。

 最低限をこなしていく中に少しづつ相手のことを受けれれることもあります。少しづつ受け入れてみましょう。

ある程度割り切る

 最終手段ですが、どうしても合わない人も確かにいます。

 ですが、その付き合いは同じ仕事をする以上続きます。「この人はこういう人」と割り切ることも必要です。

 仕事上の関係と割り切ることで無理に上司の顔色をうかがったり、嫌われたらどうしようと思い悩むこともなくなります。

 なので、仕事だと割り切って表面上だけでも丁寧に接するようにすれば、職場の雰囲気を悪くしないように、最低限の意識だけでも良いのです。

 お互いに距離を近づけすぎず、当たり障りもない絶妙な距離感を身につけておけば相手からして

 「業務は普通に一緒にするけどすごく仲が良いかと言われるとそうでもないぐらいの関係かな。」と言った程度の認識になります。

 社会人として生きていく上では必要不可欠なスキルでもあるのでぜひ身につけて下さい。

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