扱いにくい部下が簡単に使える部下になるタイプ別の仕込み方!

指導法

会社で後輩や部下を持つようになると絶対に出てくるのが

「こいつ賢いんだけど、賢いからこそ扱いにくいんだよな~」

って部下は絶対に1人はいますよね。

 別に一緒に仕事してて、デメリットではないけど、やる事する事すべてに口出しをしてきたり、何を指示しても中途半端だったり、注意してもちゃんと理解していなかったり、営業に一緒に連れて行くとものすごく恥をかく様な発言をする様な人もいますよね。

 まだ年下ならいろいろと言いやすいところもありますが、年上の部下となるといろいろ言いにくくもなるので、思わず

「はぁー」

とため息もつきたくなりますよね。

 今回はそんな手をやく扱いにくい部下の指導の仕方対処の仕方について紹介したいと思います。

 これを見れば今までうっとうしかったりめんどくさかった部下が自分に一番従順で手助けしてくれる存在になることもあるので必見です!


目次

1.どんな部下を扱いにくく感じやすいの?

 そもそも扱いにくいタイプの部下にも色々います。

 「大概の子は言う事を聞いてくれるけどこいつだけは・・・」

と限定的にこの様な人が扱いにくいという様に自分の苦手や扱いにくいタイプにも傾向があります。

 まずは自分がどんなタイプの部下が扱いにくいのかを知りましょう。

(1)指示の意味を理解していない

 要は空返事をする人です。

 どこの会社でも

「○○しておいて~」

という指示をした時に

「ハイ」

と返事は良いが、意味は理解しておらずしっかり出来ていなかったり、返事だけをしていて中身は全く聞き取れていなかったり、このタイプは悪気は無いですが、天然でいつの間にかやらかしている事も結構あります。

 また内容は聞こえていても理解はしていないので、自分で考えずに行動するので全く頼まれた側の勉強にはなっていないでしょう。

(2)注意しても直す意識をしない

 上司側になれば分かると思いますが、部下に注意する時も少し相手の気を使いながら注意しますよね。

 理解してもらえるようにや奥手な方なら関係性を悪くせずに内容だけを聞いて貰えるようにと様々な配慮をしながら注意する人もいる中で、全く注意したことを直そうとしない人はかなりムカつきますよね。

 相手側も注意されている内容を軽視している可能性があるのでこの様な結果になりがちです。

(3)自分の能力を理解していない

 やる気があるタイプに多いのですが、入社して数年しか経験が無かったり、業務経験が少ないと明らかに能力が少ない時があります。

 自分の能力が少ないのに対して、大きな業務や他の人から見れば明らかに能力不足と思われるような業務でもやる気が故に「やりたいです!」と飛びついてしまう人もいます。

 一見チャレンジ精神旺盛で非常に良い傾向にも思えますが、実際のところはろくに業務も出来無いので大事な局面で失敗する可能性の方が高くマイナスの方が多いでしょう。

 自分の実力、身の程を弁えていない部下も扱いに悩むうちの一つです。

(4)話しかけてくる感覚にメリハリが無い

 休憩時間や空いている時にプライベートの話を楽しく話をしてきたり、お酒の場など多少の無礼講が許される時は良いですが、その場の雰囲気をそのまま業務中や会議などの仕事中にも同じ様な態度をしてくる慣れ慣れしい部下も扱いがめんどくさいうちの一つです。

(5)自己主張が強すぎる

 自分に自信があったり、発言力に力があることは良いことなのですが、人の意見を聞けなかったり、反対に意見があるとへそを曲げてしまう人などは扱いにくい部下の代表例です。

 チームで仕事を進めたり会社として仕事を進める以上チームワークを乱されるのは非常に困る行為なのでかなり手をやきます。

(6)空気が読めない

 空気が読めないという性格は、独創性が高く、感受性が低いので相手に合わして仕事をしたり、他の人と一緒に仕事をするという事が難しいです。

 また「ここでそれは言っちゃダメだろ」という事も簡単に言ってしまうので一緒にいるとひやひやしますよね。

(7)自分の指示にいろいろ文句を言われる

 これは年上の部下に良くあることです。

 自分よりも会社での勤務年数が長かったり、違う会社で役職を経験してから転職してきたという人であれば、自分なりのやり方や意見を持っていたりします。

 向こう側もやりにくいそうにしていることもありますが、年上の人がいるか以内かによって指示を出す側のやりやすさは大きく変わります。

 指示に対して文句を一回でも言われれば尚やりにくくなるでしょう。

(8)賢い部下

 仕事をする上で困ることはほとんどありませんが、一つ一つの判断に突っかかってきたり、

「この方がいいんじゃないですか?」

と不満ありげに言ってくる人もいますよね。

 本人に悪気はなくても、私たち上司からすれば、一つ一つの判断にいつも以上に気を付けないといけなくなったり、変に力が入って余計なストレスを感じてしまう事もありますよね。

意外と仕事が出来なかったり、間抜けな部下を連れていく方が楽かもなと感じてしまう事があるほどこの賢い部下というのは結構うっとうしい存在ですよね。

2.どうすれば扱いにくい部下を指導できるの?

(1)プライドが高い部下の対処

 自分の意見が強かったり、自分の能力を理解していない部下は基本的にプライドが高い部下に含まれます。

 プライドが高い部下は、何より認められたいという気持ちで行動を起こしている時の方が多いので、否定されたり自分の意見に賛同してもらえなかったりするとかなり怒ります。

 なので、まずは認めてあげることが大切です。

 認めてあげるだけで、

「この人は私の事を理解してくれる」

という感覚になるので、いろいろと相談も受けやすくなるでしょう。

 相談してもらいやすくなればこっちのものです。

「あなたが言うのなら」という事を聞いてくれる様になります。

 よき理解者になってあげることが上司としても部下としてもお互いにwinwinの関係性になるのでいいでしょう。

(2)おっちょこちょいな部下の対処

 指示をしても理解していなかったり、注意してもいう事を聞かない人はここに部類されます。

 これも結構簡単で、指示する場合も注意する場合も経緯からやる理由、どういう手順で業務を行うかなど事細かく説明してあげましょう。

 更に指示した内容を復唱させるなどすれば確実に聞いていないという事であったり、完璧に理解することは出来ていなかったとしても、内容が記憶されて理解に近づける可能性も増えます。

 意外と指示側の一工夫で上手く行くことも大いにあるのでやってみましょう。

(3)人との付き合いが出来ない部下の対処法

 空気が読めなかったり話しかけてくる時にメリハリが無かったりする人はこれに部類します。

 何より、人との付き合いの中で一番大切な事はお互いを尊重する気持ちです。

 どうすれば気持ちよくお互いが仕事を出来るかを考えていれば、上記の様な行動は間違えてもするはずがありません。

 なので、お互いを尊重し合えるようにまずは距離感を縮めていくことが大切です。

 ご飯を食べに行ったり、コミュニケーションを増やしてまずは信頼関係を構築していきましょう。

 ゆくゆくは「この人は立てないといけない」であったり、リスペクトされるような関係性になる場人付き合いでのトラブルは限りなく減っていくのでまずは信頼関係の構築です。

(4)仕事が出来るけど扱いにくい先輩部下の対処

 仕事が出来るけど扱いにくい先輩部下は何より、仕事が出来るというところを多いに活かさなければいけません。

 今までの経験値があるので、細かい指示を出さなくても

「これをして貰ってもいいですか?」

だけで、自分がイメージしているよりも仕事をこなしてくれる時があります。

 更に、自分が業務の進め方など困っていることがあれば、相談してみれば豊富な経験から対等や意見やコメントをしてくれるので相談相手としては非常によく、こまめに相談などもしておけば同等の立場で物事を考えてくれるようにもなります。

 ここまでを通して、一番大事なことは、気分よく仕事をしてもらう事です。

 自分より出来るというのが分かっているので、

「僕じゃ出来ないんですけど」や甘える様なスタンスで行けば、向こう側も断りにくくさらには、「仕方ないな~」と乗り気で仕事をこなしれたりもします。

 上手におだてながら気持ち良く仕事をしてもらいましょう。

3.最後に

いかがでしたか?

手をやく部下も手がかかるうちはうっとうしいだけですが、手塩にかけて育てていく内に他には変えれられない可愛い部下にも見えてきます。

 良い関係性になって、扱いやすい部下になる様応援させてもらいます!

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